仄聞社ジャーナル

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『フィルカル』Vol. 4 No. 2に掲載いただきました

『フィルカル』Vol. 4 No. 2の「ネタバレの美学」特集に拙稿「見破りましたか?騙されましたか?――「ユージュアル・サスペクツ」感想文の分析」を掲載いただきました。

「ネタバレの美学」に影響をうけて投稿した文章をもとに改稿して、掲載いただいた次第です。ありがとうございました。

 (なお、本ブログに過去掲載していた記事が原型ですが、一から書き直しています)

 

内容紹介:

タイトルは映画のキャッチコピーを文字って 「見破りましたか?騙されましたか?」としましたが、内容的には「ネタバレ情報を提示すること」といったところです(英題は直訳だとわかりにくいので、Presenting spoiler information : Analysis of revew of "The Usual Suspects"にしました)

 

目次:

1. 能動的鑑賞と「伏線」

2. ネタバレあり感想文の分析

2.1. 映画のあらすじ

2.2. ネタバレ注意

2.3. ネタバレ感想1:ネタバレの確認

2.4. ネタバレ感想2:作品の振り返り

2.5. ネタバレ注意、ネタバレの確認、作品の振り返り

2.6. ネタバレ情報として提示すること

3. おわりに

 

資料の紹介: 

シナリオ 2009年 10月号 [雑誌]

シナリオ 2009年 10月号 [雑誌]

 
  • 森下直、2009 年「シナリオセミナー VOL.326 伏線を張る・回収する」
21世紀本格ミステリ映像大全

21世紀本格ミステリ映像大全

 

  

参考文献の紹介: 

行為としての読書 美的作用の理論 (岩波モダンクラシックス)

行為としての読書 美的作用の理論 (岩波モダンクラシックス)

 
認知物語論キーワード (IZUMI BOOKS)

認知物語論キーワード (IZUMI BOOKS)

 
『哲学的探求』読解

『哲学的探求』読解

 
画像と知覚の哲学―現象学と分析哲学からの接近

画像と知覚の哲学―現象学と分析哲学からの接近

 
相互行為分析という視点 認識と文化 (13)

相互行為分析という視点 認識と文化 (13)

 
これからのウィトゲンシュタイン―刷新と応用のための14篇 (リベルタス学術叢書)

これからのウィトゲンシュタイン―刷新と応用のための14篇 (リベルタス学術叢書)

 
  •  西阪仰、2016 年「身体の構造化と複合感覚的視覚―相互行為分析と「見ること」の社会論理」

 「地と図の反転」「アスペクト転換」について、これらの知見を組み合わせて分析することが論文執筆のひとつの動機でした。実力不足ゆえ十分に展開できず、最低限の議論の構図を示すことしかできませんでしたが……

 つづきに反省の弁など。

 今回も前回にまして、各所にご迷惑をおかけしつつ、みなさんのご協力によりなんとか完成できました。なんども査読コメントいただきましたし、哲学とポピュラーカルチャー研究会では論文だけでなく資料も検討してもらいました。また関連資料はkugyoさんに教えてもらいました。フィルカル編集部さんにも色々と便宜を図っていただきました。みなさまありがとうございました。

個人的に反省点がたくさんあり、至らない点も多々あったと思いますが、今後改める機会があればいいなと思う次第です。

拙稿への感想・批判等いつでもお待ちしてます。お気軽に。